「ジモティーの出会いが危険?」といった噂を耳にしたことはありませんか?
SNSやブログなどでささやかれているその噂。
ジモティーをよく利用している人や、出会いを求めてそれを利用したいと考えてる人にとっては、「本当に危険なの?」と不安を感じるのではないでしょうか。
ジモティーは確かにいくつか危険性はありますが、出会う相手をきちんと見極めることができれば、友達を作るのに最適な場所です。
より良い相手を見つけることができれば、より多くの友達や理想の相手を見つけることができるかもしれません。
この記事ではジモティーが出会いの場所としては危険な理由や、より良き相手を見つける方法について紹介していきます。
この記事でわかること
- ジモティーってそもそも何?
- ジモティーが出会いの場所として危険な4つの理由
- ジモティーによくある投稿の実例とそこに潜む危険性
- ジモティーで理想の相手の見付け方
- ジモティー以外のおすすめのマッチングアプリ3選
ジモティーって何?で出会いを求めるのは危険!?
そもそも「ジモティー」とは一体何なのでしょうか?
まず最初にCMなどではよく耳にするその名前が一体何なのかについて、
にそれぞれ分けて解説していきます。
ジモティーって何
ずばりジモティーとは、「地域密着型のクラシファイドサービス」を行える場所です。
クラシファイドは元々「分類された」という意味で、一定の地域ごとにカテゴライズされたサービスの集合体。それがジモティーというサイトです。
クラシファイド(classifieds) とは、目的や地域によって分類された募集広告や告知を、一覧形式で掲載する広告媒体。
引用元:Wikipedia
ジモティーの特徴
- 地元の掲示板だからすぐに見つかる
- 登録料・手数料はすべて無料
- チャットで簡単取引
不用品を出品している人や飲み友を探している方を、地域によってカテゴリ別に探せます。
他のフリマアプリや出会い系サイトとは異なり、全国各地の人とつながるというわけではありません。
あくまでも自分が住んでいる地域にいる人々をつなげるサービスです。
ジモティーで出来ること
- 不用品の取引
- アルバイトや社員の募集
- ペットの里親募集
- 友達などのメンバー募集
どんな人が利用しているの?
ジモティーの利用する人々の目的は、主に大きく分けて2つに分かれます。
- 不用品の出品
- 地元の友達作り
一つ目の「不用品の出品」は文字通り、家にあるいらないものをそれが欲しいという人にあげることです。
他のフリマサイトの場合は発送に必ず送料がつきものですが、ジモティーは近くの地域の人にあげるため、送料がかかりません。
二つ目の「地元の友達づくり」は、自分の近くに住んでいる人と友達になれるということです。
ジモティーで同じ年代の人や趣味の人を見つけ、やり取りを通じて仲良くなって友達を増やせます。
地元以外の人とも仲良くなることは可能ですが、画面を通じてだけでなく直接会って一緒に飲んだり話せる友達探しとして、ジモティーを利用する方が多数います。
また、年齢別で見てみると、ジモティーは全体の70%の利用者が40代です。
その中でも女性の割合が6割で、こどもがいる世帯が平均の3倍となっています。
参考:2020年12月期 第1四半期決算説明資料 - 株式会社ジモティー
ただで友達を作れて便利!?
久しぶりにごはんネタ♪超おすすめの行きつけのお店焼肉安安でジモティーから友達になったメダカ仲間とランチして来ました( •ᴗ•)*♪色んな部位の肉をチビ娘入れると5人で食べて4人で割って1人650円ずつごはんおかわり自由おなかいっぱい大満足という格安、美味しい焼肉屋さんです♪♪ pic.twitter.com/6CdoXaWLsK
— サイパンメダカ🔰新米パパ🔰統合失調症! (@saipan731) November 14, 2021
ジモティーは無料で気軽に友達が作れる場所として人気です。
ジモティーは基本利用料がすべて無料で使えます。サイトへの初回登録料や利用手数料といったものはありません。
一部出品に対する支払い方法を利用する場合にのみ手数料が発生するケースがありますが、ジモティーはそれ以外の利用料が一切かかりません。
他の出会い系サイトの場合、メッセージを送る・掲示板を使うためといった場合にお金を払うものが多いです。しかしジモティーはやり取りは完全に無料できるために、「ただで友達が作れる」という場所として人気です。
TwiiterなどのSNSにおいても、ジモティーでできた友達と交流している投稿がいくつもあります。
ジモティーで出会いを求めてはいけない4つの理由
不用品出品や友達募集としては有用なジモティーですが、その反面異性との出会いを求めてはいけません。
なぜジモティーで異性との出会いを探してはいけないのか?
その主な理由を、
の4つに分けてそれぞれ解説します。
ジモティーはそもそも出会いは禁止されている
ジモティーを利用した異性間の出会いは利用規約によって禁止されています。
ジモティーの利用規約第6条(禁止行為)のその6の項目には、
「異性との出会いを目的とする一切の行為」
という一文が記載されていて、禁止された行動です。
引用:ジモティー 利用規約
https://jmty.jp/about/terms
そのような投稿をしてもすぐ運営サイドから修正依頼が届きます。
それでも無視したまま放っておくと投稿が削除され、最悪の場合該当投稿者の利用禁止処分が下されるケースもあるので、注意しましょう。
そもそも、ジモティーはマッチングアプリではないのです。
ちなみにマッチングアプリとして運用するにはインターネット異性紹介事業という届け出が必要となります。
もちろん、ジモティーは届け出を出してはいませんので、マッチングアプリとしての利用は不可能です。
ヤリモク・セフレ目的が多い
知り合いがジモティーでセフレが出来たらしく、そんな出会えるアプリなんかと思って調べたら中古品サイトやんけ!
行動力がすげぇ— ピヨ彦 (@baltoshi22) October 16, 2017
ジモトの(セフレ)掲示板 ジモティー😌
— あむむ (@amumu1234h) May 31, 2017
ジモティーを性行為・体目的の相手を探すために利用する人が一定数います。
ジモティーは近隣にいる人同士をつなげる場所というのが魅力ですが、「仲良くなってあわよくば…」と考える方も中にはいるので注意が必要です。
もちろん規約によって禁止されているので、直接そういったアプローチをかける人は原則いません。
ですが募集内容は普通なのに「異性限定」と限定しているといった時には、そういった人がいるケースも多々あるので、特に気を付ける必要があります。
また、最近では、「ジモティーで出会う方法」などといったサイトも存在しています。
マルチ・ねずみ講、宗教などの勧誘が多い
今ジモティーで初めて会った人にマルチ商法勧められてるんだけど凄い熱く月収15万を語ってるwww
— TAKUMAX (@genkaitoppa1008) August 9, 2019
ヤリモクやセフレはいわゆる体目的ですが、それ以外にマルチや宗教の勧誘をするために利用する人も、ジモティー内には一部います。
利用規約においてはそれら行為を禁止していますが、運営の目をかいくぐるように投稿して人を募集し、勧誘されたといった方も多数存在します。
モラル(民度)が低い
一部の利用者のモラルが低いということも、異性との出会いに向いてない理由の1つです。
- ジモティーで約束したにもかかわらず指定場所に来ない
- 直前のドタキャン
- やり取りの中での暴言
といったモラルの低い行動が多々見られます。
募集する側が「暴言等のモラルが低い人はご遠慮ください」といった文言を投稿に載せる方も多いほど、各所でトラブルになるケースが少なくありません。
もちろんきちんとした使い方もしている人も多いです。しかし一定数いるそういった人々によるモラルの低さが、出会うためのハードルを上げてしまっているということになります。
また、【ジモティー 民度】でGoogle検索をかけると、下記の画像のような検索候補が現れます。
民度の低さに関する検索候補ワードがズラリと並んでいます。
これはつまり、多くの人がジモティーユーザーの民度について検索しているということです。
ジモティーの評判は?実際の投稿例こんな手口が危険!
ジモティーには、ヤリモクやマルチなどといった危険性があり、出会いの場としてはあまり向いていません。
では、ジモティーにはどんな投稿が多いのでしょうか?
実際に投稿の多いいくつかのパターンを紹介し、そこに潜んだ危険性について紹介します。
ジモティーの投稿例1 シンプルな友達募集
カテゴリーにある「メンバー募集」の中には、単に「友達」といった募集項目があります。
そこで投稿されているものの内容も実にシンプルで、ちょっとした飲み相手や話し相手募集というものが多いです。
目的がはっきりしないものは要注意。そんな相手と「二人きりで会おう」と誘われても断りましょう。
きちんとしたものを見分けるには、はっきり「趣味の話がしたい」というような対象の相手を明確にしているものを選ぶべきです。また、同性同士の募集をかけていたり会う時は複数の人数であるとよりいいでしょう。
ジモティーの投稿例2 グルチャメンバー募集
グルチャ、すなわちグループチャットする相手の募集です。ジモティーで募集をかけた後、LINEなどでやり取りし、その後に直接会うケースがグルチャの募集による定番の展開になります。
グルチャの場合、年代や同性を募集しているものは比較的優良な募集案件です。
反対に年代問わずというものや異性も募集対象という一文が入っていると、出会い目的の可能性が高いので気を付けてください。
ジモティーの投稿例3 飲み友募集
ジモティーでは単に一緒に食べたい、飲みたいといった募集も多くあります。
初対面の人間でもお酒を飲んでアルコールが入れば楽しくわちゃわちゃ楽しめる、という目的の募集です。
ただ、アルコールで酔ってしまうと冷静な判断ができなくなるので、それを狙い酔った相手を…という危険性が少なくありません。
そもそも出会い目的でなかったとしても、お酒の場というのはトラブルが起きやすくなるのは必然。仮に行ってみたいと思っても、その場合はくれぐれも慎重に相手を選んでください。
参加する場合には、費用・場所・時間などを前もって決めておき、多い人数で早めの時間に終了するものを選ぶと比較的トラブル回避につながります。
ジモティーの投稿例4 オフ会募集
最初から大人数で集まるタイプの募集です。
同じ趣味やスポーツ仲間で集まり、バーベキューなどして盛り上がる集まりが、一般的なオフ会募集になります。
同じ人が同じメンバーで集まるために繰り返し使っていることも。そういったケースでは参加しても純粋に楽しめる可能性が高いです。
ただ初めての募集案件や異性入り混じる募集だと、出会い目的の可能性が高くなります。写真や内容が健全そうに見えても、すぐに安心しないよう心がけましょう。
それでもジモティーを利用したい!危険回避の方法
ジモティーを出会いの場として利用するには、様々なデメリットや危険性が多数存在するのはわかりましたか?
異性との出会い目的は規約で禁止されていますが、それでもジモティーで「異性の友達が作りたい!」と望む方は、しっかりと相手を見極めましょう。
これからその危険をできる限り低くする方法を5つ紹介します。
以上、これらをしっかり把握したうえでジモティーを利用してください。
相手の評価を確認する
写真を見たりやり取りをして「ちょっといいかも」という相手が見つかったら、まず相手の評価を見ましょう。
ジモティーでは利用しているユーザーに三段階の評価がついていて、「良い」「普通」「悪い」でそれぞれ評価された数が集計されています。
もちろん「良い」の評価が良い相手・「悪い」評価がない相手が望ましいのが当然ですが、全く評価がない相手にも注意しておきましょう。
誰でも最初は全く評価されていないのは当然ですが、悪い評価のあるユーザーが新しいアカウントに乗り換えた可能性も無きにしも非ずです。
会うのは本人認証済みのユーザーを選ぶ
ジモティーの会員登録に必須なものはメールアドレスだけです。
しかし登録した後、電話番号や身分証などの認証する機能がジモティーにはあります。
それら情報が認証されているということは相手の身分がしっかりしているということ。少なくともそれがないユーザーよりかは比較的安心です。
プロフィール画面のニックネームのすぐ下に「TEL番号」「身分証」といった表示されていると、それら認証をしているユーザーです。直接会う場合にはそういう相手なのか事前に確認しておきましょう。
過去にトラブルを起こしていないか調査する
上記の「相手の評価」の項目と若干かぶりますが、相手がトラブルを起こしていないかどうかを調べましょう。
評価の項目で「悪い」の数が多いユーザーはトラブルやモラルが低いからこそ、そういった評価を受けています。
また、評価の項目以外でも、ジモティーではトラブルの報告があるユーザーを調べることが可能です。トップページにある『トラブルが報告されているユーザー情報』という文字の部分をクリックすると、過去にトラブルを起こしたユーザー名が表示されます。
やり取りで暴言を吐いていたりドタキャンをしたユーザーなど、そういったユーザーを相手にしても、いいことは一つもありませんよ。
不審な点があるなら会わない
プロフィール情報・やり取り・募集内容など、ちょっとでも「怪しい」と思った時はその相手と会うことをやめておきましょう。
怪しいというケースは上記で紹介してきたもの以外でも、
- やり取りをしていて話がちぐはぐ
- とにかくすぐ会おうとしてくる
といった場合には、直接会うのは控えましょう。
また、プロフィール情報が少なかったり自分の話をしなような人物像が見えてこない相手も、避けた方が賢明です。
危険を感じたらすぐに安全の確保を
もし危うい雰囲気になったら、何はともあれ身の安全をしっかりと確保しましょう。
- メッセージのやり取りで暴言や誹謗中傷を送られたらそれ以上やり取りをしない
- とにかく「会おう」といってくる相手は無視する
- 直接会う段階で人数など約束が違っていたらすぐに逃げる
何か事が起こってからでは遅いです。まずは自分の安全を確実にしてから、運営への報告など、冷静に事態に対処するように心がけてください。
ジモティー以外で友達・恋人を作るならマッチングアプリ
異性の友達が作れる場所は、ジモティーだけではありません。
アプリやWEBサイトなど、多大な会員数を誇るマッチングアプリは多数あり、そこから仲良くなれる人を見つけることも可能です。
ここではそんなマッチングアプリの中でも、
といったおすすめの3つのアプリについて紹介していきます。
ハッピーメール
ハッピーメールは累計会員数2,700万人を超える日本最大のマッチングサイトです。「マッチングアプリといえばこれ!」と言われるほどの定番であり王道のサイトです。
好みの相手を掲示板で探したり、逆に自分に会いそうな人物像を細かく指定して募集できます。
セキュリティーが特に万全で、24時間365日のサポート体制で万が一の際にはすぐに対応できるサポート体制が敷かれているのが売りです。
恋愛に役立つコラムが見られたり、ハッピーメール主催のパーティーが適宜開催され、そこからも理想の相手を探すといった方法も取れます。
PCMAX
PCMAX
PCMAXは様々な「大人の出会い」を探せるマッチングサイトです。
真剣に恋人を探している人もいる一方、単に友達を求めたり、短い付き合いを望む人も多数登録しています。
やり取りした相手と出会うのが他のサイトと比べて比較的容易です。しかし自分が求めるものと相手が求めるもののすれ違いが起こる可能性が一定数あります。
登録料は無料で、女性は利用料も基本的にはタダで使うことができます。
ワクワクメール
ワクワクメールは純粋な出会いを求める人が集まるマッチングサイトです。
利用者は若い人が多く、真面目に恋人探している方にとっては利用しやすいサイトです。
真剣なお付き合いを目指しているということから、サイト内のやり取りだけでなく直接会うことに積極的な人が大勢存在します。
掲示板には「ピュア掲示板」と「大人の掲示板」の2種類が利用可能です。さらにそこからジャンル分けされているなど、出会いの目的に応じて使い分けられます。
まとめ:ジモティーの出会いは危ない・危険度高い
では、ジモティーでの出会いがどうして危険なのかについてここまで述べてきましたがいかがでしたでしょうか?
ジモティーは地元近くにいる友達を探す時にはピッタリでも、異性との出会いにはあまり向いていないことがお分かりいただけたかと思います。
それでもジモティーで友達を見つけたい!という方は、
- 相手の評価を確認する
- 本人認証済みのユーザーを選ぶ
ということを頭に入れておいてください。
なお、異性との出会いはジモティー以外のマッチングアプリを利用することでも可能です。
- ハッピーメール
- PCMAX
- ワクワクメール
- Pairs(ペアーズ)
- メルパラ
最後に、今回の記事をおさらいです。
- ジモティーは地元近くにいる友達を探すの便利
- ジモティーが危険な理由はヤリモクやマルチの勧誘といったユーザーが多数いるから
- 友達募集・オフ会募集といった形を装い危険なケースが多数ある。
- ジモティーで友達を作るなら相手の評価や本人認証が済んでいるかどうかを確認すべき
- 出会いを求めるならハッピーメールやPCMAXなどのマッチングサイトがおすすめ
このページを参考に、あなたに素敵な出会いが訪れることを心から願っています。