50代で一人暮らしをしている人の中で、寂しさを感じている方は非常に多いです。
誰もいない家の中を一人で過ごしたり、将来に対する不安などで、心が締め付けられるような痛みを感じていることでしょう。
一人暮らしの寂しさをなくすために重要なことは、前に進もうとする積極性を身に付けることです。
ペットを飼ってみたりマッチングアプリで恋人を作ることで、きっとその寂しさが埋まり明るい未来が訪れます。
今回は、50代の一人暮らしが寂しいと感じる理由や寂しさをなくす方法について解説していきます。
「寂しい…」と閉じこもっているばかりではいけません。
何事にもトライする積極的な行動が、寂しさを忘れ楽しい毎日を送るための第一歩です。
この記事でわかること
- 50代の一人暮らしが寂しい理由3選
- なぜ50代の一人暮らしが寂しく感じるのか?:女性の理由
- なぜ50代の一人暮らしが寂しく感じるのか?:男性の理由
- 今すぐ実践!一人暮らしの寂しさをなくす四つの方法
- 50代一人暮らしで楽しい日々を送るために大切なこと
この記事を書いた人
編集長:MIKI
恋愛・婚活コンサルタント
結婚相談所勤務。自身でもアプリで247人とマッチングして今の主人と知り合い昨年結婚♪ ※詳しいプロフィールはこちら
50代の一人暮らしが寂しい理由
「50代にもなって一人暮らしは寂しい…」とそう考える方は多いです。
「一人暮らし」というだけでも悲しい気持ちが湧いてくるというのに、それに「50代」が加わるとその気持ちもひとしおです。
しかし、そもそもどうして50代の一人暮らしが寂しいのでしょうか?
その主な理由三つについて、
をそれぞれ解説します。
友人がいない・ひとりぼっち
友人がいないというのは年齢関係なく寂しいです…。
ちょっと思い浮かべてみてください。
あなたは、心から信頼する友人はいますか?
「いる」と思えたならこの寂しさは感じないでしょう。
逆に「いない」と思ってしまったら、寒気を感じるような孤独感を感じたかと思います。
たとえ一人暮らしでも、友人がいれば電話で話したり夕飯を一緒に食べたりして、誰かといる安心感を感じほっとすることが可能です。
若い内なら「友達作るぞ!」と気合を入れれば友達の一人くらいすぐにできます。
しかし50代にもなると仲の良かった友人達がいても徐々に離れていき、新たに友達を作ろうとしても難しいです。
- 悩みを抱えても相談できる相手がいない
- どこか遊びに出かける時は一人きり
- 一言もしゃべらない日が何日も続く
友人が一人もいないと上記のようなことはざらにあり、これ以上ない寂しさを感じてしまいます。
将来への不安・孤独
なぜ50代の一人暮らしが寂しいのか、二つ目の理由は将来に対する不安や孤独感です。
一人暮らしというのはつまり結婚していない場合が多数ですが、20代・30代なら親と同居していて孤独感を感じることはありません。
しかし50代となると親が亡くなりやむを得ず一人暮らしをしているケースも多く、周囲に誰もいない寂しさを一際抱いてしまいます。
またあるいは、
- 結婚していたけど離婚した
- 子供が独立して一人になった
- パートナーと死別した
などの場合、パートナーや子供という存在が自分から離れてしまったことで、ひとりぼっちだということをさらに感じてしまうでしょう。
新たな出会いの見込みもない場合、「将来もずっと一人か…」と想像すると涙がこぼれ落ちてきてしまいます。
家に帰って話し相手がいない
一人暮らしは文字通り一人で暮らしていることです。
当然一人なので仕事で疲れて家に帰っても誰もいません。
想像してみてください。
疲れた体を引きずってようやく家にたどり着き、重い玄関の扉を開いて「ただいま…」と言っても返ってくる返事が何もない。
家にいる時はいつも一人。
そんな状況では、独り言が多くなったり付けっぱなしのテレビに話しかけてしまったりする人も、中にはいるのではないでしょうか。
誰か一人でも側にいれば生まれる会話が、一人暮らしでは一言もない。
出典:PRTIMES
上記は一人暮らしの高齢者における、家族・友人との会話の数のデータです。
週に一回も話していない高齢者は20%で五人に一人という結果となっています。
男女にわけてみると、男性は32%とおよそ三人に一人の結果でした。
このように一人暮らしの50代には会話がなく、それゆえに寂しいと思ってしまう要因となっています。
50代一人暮らしが寂しい女性の場合
50代の一人暮らしが寂しい理由は女性か男性かの性別によっても異なります。
まず女性の場合にはどんな理由で寂しいと感じるのか?
という二つの理由について解説します。
更年期による影響
50代女性の場合更年期が関係し寂しいと感じる場合があります。
女性は年齢とともに女性ホルモンの分泌が減少していき、
- 疲れやすい
- 肩こりや腰痛がひどい
- 手足の冷えがある
- 汗をかきやすい
といった更年期症状が起こりやすくなります。
50代ともなると体も衰え上記の症状も顕著に表れる人が多いです。
誰でも体が弱っている時にはメンタルが弱くなるというものですが、こうした更年期症状がほとんどの女性には訪れるため、感受性が敏感になってしまいます。
将来のお金の不安
貯蓄や預金額の影響から50代女性の一人暮らしが寂しいと感じる方も多くいます。
出典:メットライフ生命
上記は若者から高齢者までの約1万4,000人にしたアンケートで、老後の不安のTOP10です。
この中で最も多いのが「お金」という結果です。
昨今は男女平等が謳われるようになり女性の社会進出も華々しくなってきましたが、男性よりも女性の方が稼ぎが少ないケースというのは多々あります。
稼ぎが少なければ当然日々の生活費で精いっぱいで、貯金する余裕がないことでしょう。
また専業主婦で夫が離婚や死別してしまった時、自分でお金を稼いだことがない女性も多いです。
50代ともなると自分でお金をたくさん稼ぐことも困難となり、「今あるお金で老後まで生きていけるかどうか…」と将来のビジョンが見えてきません。
そうした不安が心身にも影響し、いっそう寂しさを感じてしまうようになります。
50代一人暮らしが寂しい男性の場合
女性に続いて、今度は男性の場合の50代で一人暮らしが寂しい理由です。
その理由は主に二つあり、
をそれぞれ紹介します。
孤独死・病気の不安
一人暮らしにおいて心配な悩みの種の1つに、病気や孤独死といったものがあります。
もしも病気で倒れた時、誰か他に同居人がいれば救急車を呼んだり介抱してくれます。
しかしながら一人暮らしの場合、自分に気付いてくれる人は誰もいません。
倒れてしまってそのまま容体が悪化したら、誰にも見つかることなくそのまま…
というネガティブな想像をしてしまいます。
出典:みんなの介護
上の円グラフは大阪府警発表の孤独死した年代別の割合です。
50代の場合は13.3%と低いものの、60代は22.8%、70代は34.3%と割合が大きくなっています。
50代の内は低いとしても、年齢を上がるにつれて孤独死の危険性は高まるでしょう。
また足を折ったり高熱を出した場合は命に関わるものではないですが、病床生活を一人孤独に過ごさなければなりません。
病気の時というのはどうしても精神的に弱くなってしまいます。
男性の場合女性よりもメンタル面に弱い部分があり、孤独死や病気といった不安を強く感じる人が多いです。
定年後の孤独への不安
50代男性の場合、仕事が定年を迎えた後の孤独な自分の姿を想像してしまいます。
就職してから一つの会社一筋で仕事漬けの毎日。
しかし誰しも一生働き続けることはできません。
定年になれば多くの人が会社を退職し、老後の生活へとシフトする。
会社で働いている間は多くの人と触れ合います。
同僚や後輩など信頼できる人に囲まれた会社での生活。
しかし定年を迎えてしまうとそれら人間関係がリセットされてしまい、日常的に接することは無くなってしまいます。
そうなるとそれまでの環境ががらりと変わり家で一人過ごす時間も多くなるでしょう。
50代はそうした定年後の未来が現実味を帯びてくる年齢です。
結婚していればそんな孤独感はないでしょうが、結婚もせずに一人でいるとその未来像を想像し不安から逃れられなくなってしまいます。
50代の一人暮らしが寂しい4つの解決方法
さて、ここまで50代の一人暮らしが寂しい理由を述べてきました。
しかし「やっぱり50代の一人暮らしは寂しいんだ…」と途方に暮れる必要はありません。
そんな寂しさを解決する方法は存在します。
の四つの方法を解説するので、一人暮らしで寂しさを感じる50代の方はこれからぜひ実践してみましょう。
1.趣味に没頭する
50代の一人暮らしの寂しさは趣味に没頭することでなくなります。
寂しさは家にただ一人でいることから感じてしまいます。
他に熱中できることがあれば寂しさを紛らわすことができますし、趣味を通じて友人ができるかもしれません。
男性の場合、
- キャンプ
- ドライブ
- プラモデル
- カメラ
- DIY
- 釣り
といったものを始めてみるのがおすすめです。
女性の場合は、
- ヨガ
- ガーデニング
- 資格の取得
- エステ
- ネイル
- 在宅ワーク
といったことに挑戦してみるといいでしょう。
何はともあれ新しいことに挑戦してみる。
それが寂しさが忘れられる第一歩です。
2.ペットを飼ってみる
寂しさを忘れる方法の二つ目は、ペットを飼うことです。
ペットは孤独感から解放される癒しの動物です。
「アニマルセラピー」という言葉があるように、無邪気な動物と触れ合うことで心が洗われるでしょう。
出典:みんなの介護
上記はペットを飼っている高齢者が、「健康だと感じているかどうか」を答えたアンケートのグラフです。
「とても健康である」と回答している高齢者の数は4割にも上っています。
一人暮らしの寂しさは「一人」だからこそ。
これまで友人や恋人がいなかった人の場合、すぐにそういった相手を見つけるのは難しいですが、ペットならばすぐにあなたの家に招くことが可能です。
ペットとしての定番の動物は犬や猫がいますが、その場合飼いやすい小型犬や放任しても大丈夫な猫がベストになります。
可愛いペットを愛でることで、一人暮らしの寂しさはあっという間になくなるはずです。
3.SNSをやってみる
SNSで友達を作り一人暮らしの寂しさを和らげましょう。
twitterやinstagramなどのSNSは数多くの人が利用しています。
もし良さそうな相手がいたらコメントを残すなどしてやり取りをしてみましょう。
また、自分の思いを発信していくのも方法としてアリです。
そうやって発信したこちらの声に反応してくれた相手と接してみる。
どちらの方法にしても最初はちょっとしたやり取りから始め、徐々に仲良くなっていけるというのがSNSの強みです。
誰でも匿名で使えることから本心で相手と接することができ、相性が良い人とはとことん仲良くなれる可能性もあります。
たとえ何かやらかしても相手は見知らぬ他人なので、失敗を恐れず挑戦してみればいつかは友人ができるでしょう。
4.恋人・パートナーを作る
出典:PRTIMES
一人暮らしの寂しさを最も埋められる最大の方法は、恋人やパートナーを探すということです。
上記のグラフは50~69歳の独身男女に恋愛観を尋ねたデータになります。
シニア世代の四割以上の人が「恋愛をしたい」「恋愛した方が良い」と回答しているという結果でした。
恋人がいれば一人暮らしをしていても、恋人と過ごす時間で孤独感はたちまち消えていきます。
関係がうまくいって同棲や結婚に至れば一人暮らしを解消することができるでしょう。
「すぐそばに誰かがいる」
孤独感をなくす方法としてこれ以上の方法はありません。
また恋愛するさなか、相手に対する思いが高まれば相手への思いで一杯になり心が満たされます。
気持ちが前向きになるという意味でもぴったりの方法です。
どのようにそんな恋人を探していけばいいのか?
その方法を二つ紹介していきます。
婚活パーティー
恋人・パートナー探しのために婚活パーティーへと参加しましょう。
婚活パーティーは結婚したい人が集まるパーティーです。
やってくる人は自ずと結婚が目当てであり、そこで仲良くなれれば結婚までのステップも短くなります。
婚活パーティーには様々な種類があり、年代・職種・趣味のものなど幅広いパーティーに参加可能です。
自分に合ったパーティーに足を運べばある程度お互いの情報を分かったうえでパーティーが始まるので、会話のきっかけも作りやすくなります。
始めは緊張するからもしれませんが、何度も参加することでその緊張もなくなりますので、一回で諦めず何度も参加してみましょう。
マッチングアプリ
マッチングアプリを利用して恋人やパートナーを探すのは、ネット社会の現代において定番の方法です。
マッチングアプリを使う利点は、
- 全国誰とでもつながることが可能
- ほとんどのサイトで会員登録は無料
- 掲示板で好みの相手を探せる
- 家にいながら利用できる
- 真剣な結婚相手や遊び相手という風に使い分けられる
といったものがあります。
誰でも気軽に可能で、登録している大勢の人とどこにいても繋がれます。
それだけたくさんの人が利用しているため、その中から自分に合った相手が必ず見つかることでしょう。
マッチングアプリは数多く存在していますが、サポート体制やセキュリティ面がしっかりしているものも多くあります。
ですので多数のマッチングアプリに登録し、ひとまず利用してみるのがおすすめです。
50代の一人暮らしを楽しもう
50代の一人暮らしは決して寂しくありません。
年齢を重ねた末に一人暮らしという境遇は、友人のいない寂しさや将来の不安などを一層引き立てるかもしれません。
しかし寂しいという感情は心の問題です。
心の持ち方によってその感情はいくらでも塗り替えることが可能になります。
ペットを飼ってみたりマッチングアプリを利用して恋人を探していけば、寂しさはなくなり心が満ち溢れることでしょう。
一番大切なのは、明るく前向きになろうとする心の有りようです。
寂しいからといって心を閉ざすのではなく、楽しもうと前へ進むことが重要になります。
失敗を恐れず何事にも挑戦していく積極性を身に付けることで、明るく楽しい毎日を送ることが可能です。
まとめ:【50代の一人暮らし】が寂しいと感じたらやるべき4つ解決方法
ここまで50代の一人暮らしがどうして寂しいのかその理由や、その寂しさをなくす方法について紹介してきました。
50代で一人暮らしをしているとその環境から寂しさを感じてしまいますが、その寂しさをなくす方法はたくさんあることがお分かりいただけたかと思います。
50代の一人暮らしの寂しさをなくす方法は、
- 趣味に没頭する
- ペットを飼ってみる
- SNSをやってみる
- 恋人・パートナーを作る
といったものがありました。
これらに挑戦することで一人暮らしの寂しさはあっという間になくなることでしょう。
また、「恋人・パートナーを作る」という項目で「マッチングアプリ」がありましたが、その中でも、
- ・ハッピーメール
- ・PCMAX
- ・ワクワクメール
といったマッチングアプリに登録するのがおすすめです。
最後に今回の記事をおさらいしていきましょう。
- 50代の一人暮らしが寂しい理由は、友人がいなかったり将来への不安感・孤独感から
- 50代の一人暮らしがより寂しいと感じるのは、女性は更年期だから。男性は孤独死・病気の不安からそう感じる
- 50代の一人暮らしの寂しさをなくす方法は、「趣味に没頭する」「ペットを飼う」「恋人を作る」などがある
- 50代の一人暮らしの寂しさをなくすには前向きになろうとする心の持ち方が一番重要
本ページを参考に、あなたの心が少しでも安らぐことを切に願っています。